あしかがフラワーパークで見た満開の藤と、夫婦で過ごす贅沢な時間
足利フラワーパークの藤棚。満開の花に囲まれて、とても心地よい時間でした。

先月、妻と一緒に、栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」へ行ってきました。

以前から一度、見頃の藤を見てみたいと思っていたのですが、今回は本当にタイミングに恵まれました。
天気もよく、藤もまさに見頃。園内はたくさんの人でにぎわっていましたが、それでも「これは来てよかった」と思える景色でした。

特に、大きな藤棚を目の前にしたときは、思わず立ち止まってしまいました。

写真や映像では見たことがありましたが、実際にその場に立つと、迫力がまったく違います。
頭上から降りそそぐように咲く紫の花。
風に少し揺れる花房。
光が差し込んだときの、やわらかい色合い。

「藤棚」というより、藤の花に包まれるような感覚でした。

あしかがフラワーパークの大藤には、少し特別な歴史があります。
もともとは足利市内の「早川農園」で親しまれていた大藤が、都市開発に伴って現在の場所へ移されました。大きく育った藤の移植はとても難しく、当時としては大きな挑戦だったそうです。
それでも、多くの人の努力によって移植が実現し、今ではたくさんの人が訪れる名所になっています。 

そう思うと、目の前に広がる藤の景色が、ただ「きれい」なだけではなく、いろいろな人の思いや手入れの積み重ねの上にあるものなのだと感じました。

藤は、昔から日本人に親しまれてきた花でもあります。
『万葉集』にも藤を詠んだ歌があり、風に揺れる藤の花を「藤波」と表現することもあります。 

足利フラワーパークの園内で撮影した花の風景
足利フラワーパークの藤。想像以上に見ごたえがありました。

たしかに、あの花房が一面に広がって、風に揺れている様子は、まさに波のようでした。

今回、妻にこの景色を見せられたことも、とてもよかったです。

妻は花が好きです。
そして、妻の亡くなったお母さんも藤が好きだったそうです。

そう聞くと、今回の藤の景色は、ただの観光ではなく、少し特別な時間のようにも感じられました。

すごい人出でしたし、移動も決して楽ではありません。
それでも、満開の藤を一緒に見て、写真を撮って、ゆっくり歩いて。
そういう時間を持てたことが、とてもありがたく感じました。

あしかがフラワーパークを楽しんだあとは、松田川ダムの方へ移動しました。

スーパーで買ったお惣菜を広げて、外でちょっとしたピクニック。
高級なレストランではありません。
特別な準備をしたわけでもありません。

でも、自然の中で、好きなものを少しずつ食べながら、妻とゆっくり過ごす時間は、本当に贅沢でした。

最近、私は「楽しく心地よく働く」ということを、以前よりも大切に考えるようになりました。

働くことはもちろん大切です。
収入も、社会保険も、年金も、生活設計も大切です。

でも、それらは何のためにあるのかと考えると、結局は、こういう時間を守るためなのだと思います。

大切な人と季節の花を見に行く。
天気のよい日に外でごはんを食べる。
「きれいだったね」と話しながら帰る。

そういう何気ない時間を、無理なく続けていけること。
それは、私にとってとても大きな豊かさです。

年金や社会保険、働き方や家計のことを考えるのは、ただ不安を消すためだけではありません。
自分たちがどんな時間を大切にしたいのか。
どんな暮らしを守っていきたいのか。
そのために、制度やお金のことを整理していく。

そんな考え方も、これからの相談や発信の中で大切にしていきたいと思っています。

満開の藤を見て、松田川ダムでお惣菜を食べた一日。

派手な旅行ではないかもしれませんが、私たち夫婦にとっては、本当に贅沢な時間でした。

また来年も、季節の花を見に行けたらいいなと思います。

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